馬券の買い方を振り返る【地方競馬編】
大前提として、地方競馬で単勝1倍台グリグリの1番人気が2~3着、むしろ馬券に飛ぶのは珍しくない。
つまり、1番人気にならなそうな馬が指数最上位の場合は、それを1着固定でも十分な見返りが期待できる。
1/6 名古屋11R
6番の馬までの上から5頭で16点のフォーメーションを組んだ(結果はハズレ)
ただ、オッズを見ると6人気の5の馬と7人気の8の馬のオッズの差が大きいので、(5の馬までは現実的に走っても不思議じゃあない)これなら1の馬を1着固定で5まで含めたフォーメーション(20点)でも良かったのでは。
もしくは三連単にこだわらず、指数上位3頭の「1・2・3の馬」のうち2頭を軸にした三連複(10点)でも合成オッズ丁度2倍だったので、それが正解だったかもしれん。
馬券の買い方 三連単フォーメーション編 【実践編】ハズレ馬券から振り返る
12/25 中山1R 2歳未勝利
1人気 ◯ 16
2人気 ◎ 9
3人気 △ 10
4~6人気 無印
7人気 6 ▲
8人気 無印
9人気 1 △
印順に並び変えると・・
■最初のパターン
◎ 9 2人気
◯ 16 1人気
▲ 6 7人気
△ 10 3人気
△ 1 9人気
結果は1→6→16(△→▲→◯)で決まって3連単配当78,120円。
指数では16が1頭だけ抜けていて以下こんなイメージで横並び
16>>>>>>6.1.4.10.2.9>>12.8.5.3>>15.14.11.13.7
【思考①】
かといって16を◎においていても馬券はハズレ。
しかしこのレースの16は丹内・馬自体もそこまで信頼していなかったのでそもそも◎にする気はなかった。→とは言え指数は抜きん出ているので◯か▲。不安要素のある人気馬で▲扱いが正解だったか。
【思考②】
<5枠の2頭、9と10のお話>
9は横山武人気。体重+16がやや気になる。
そして2人気にも関わらず指数は上位グループの中で最下位。
これを自分も騎手人気にあやかって◎にしたのがそもそもの間違いか。
△が妥当な印だった。
それに比べると3番人気の10はまだ指数が上。
そもそもこの5枠の2頭は馬券内くればいいなあくらいだったので、今振り返るとどちらも△が相応しかったか。
ただそうなると◎◯▲を1.6.16で考えるので結果として馬券はハズレ。
振り出しに戻る。
【思考③】
結果から考えると◎にするべきだったのは1か6になる。
1は9人気ながら指数は3番手と剥離が大きかったので、今思えば◯でも良かったかも。(上位3頭の中では最も人気薄の馬を選択という観点からも。)ちなみに血統で根拠は多少アリ。
そして6の馬も人気薄ながら指数は横並びといえ上位。
評価としては1>6になる。(この時点で印が適切ではない)
この次点で1か6を◎にしていたらおそらく馬券は的中していた。
7番人気or9番人気の馬を◎にする?と考えるも、予想で上位3頭とこの人気薄2頭を絞り込んでいる時点で、この3連単狙いのキモは人気薄の2頭どちらか。
そこまで頭が回っていればよかった。(そして結果として◎に人気薄を指名したから馬連でも良かった。今回は5頭まで絞り込めたのでおそらく馬連では買ってなかったと思うけど。)
着順>1→6→16
■パターンA
◎1 9人気
◯16 1人気
▲6 7人気
△9 2人気
△10 3人気
■パターンB
◎6 7人気
◯16 1人気
▲1 9人気
△9 2人気
△10 3人気
結局ハズレかよ。
【思考④】
こうやってみると△が2頭とも上位人気だったのが問題だったかもしれん。
とは言え◯▲のどちらも上位人気ってパターンもNGなので、強いて言えば2人気の9は素直に評価すべきだったか。
オッズも
1人気 1.9倍
2人気 4.0倍
3人気 8.7倍
4人気 13.9倍
1人気-2人気、2人気-3人気でオッズの断層があるのもその理由の一つ。
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■パターンC
◎1 9人気
◯9 2人気
▲6 7人気
△16 1人気
△10 3人気
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もしくは
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■パターンD
◎1 9人気
◯16 1人気
▲9 2人気
△6 7人気
△10 3人気
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これなら馬券はとれていた。
が、パターンCではやっぱり△の2頭がともに上位人気。
パターンDでは◯▲がともに上位人気。
なのでおそらくこれら2パターンの印の付け方はしない。
そうなると結局ゴールとしてはさっき挙げた
■パターンA
◎1 9人気
◯16 1人気
▲6 7人気
△9 2人気
△10 3人気
■パターンB
◎6 7人気
◯16 1人気
▲1 9人気
△9 2人気
△10 3人気
これのどちらかになるので結局馬券は当たらなかった。
もうちょっと考えよう。
馬券の買い方 三連単フォーメーション編 【実践編】当たった馬券から振り返る
12/25 阪神12R 3歳以上2勝クラス
1人気 ◎ 3 メディーバル 幸
2人気 ▲ 8 フェアレストアイル Cデム
3人気 △ 16 ルモンド 吉田隼
4人気 △ 1 ロードシュトローム 松山
5人気 ◯ 10 タケルラスティ 坂井
6人気 △ 11 テーオーダヴィンチ ルメ
印順に並び変えると・・
◎ 3 1人気
◯ 10 5人気
▲ 8 2人気
△ 16 3人気
△ 1 4人気
△ 11 6人気
結果は3→11→10(◎→△→◯)で決まって3連単配当28,490円。
基本フォーメーションは
◎→◯▲→△ 6通り(A)
◎→△→◯▲ 6通り(B)
◯▲→◎→△ 6通り(C)
△→◎→◯▲ 6通り(D)
合計24通り。100円ずつ均等買いでも大幅プラスの理想的な結果。
ただし、3.8.10.11で印の強弱を悩んだのでそれを考える。
馬券が取れていたパターンと取れなかったパターン例
<◎が3>
◎3◯8▲10△11 ◎△▲ B
◎3◯8▲11△10 ◎▲△ A
◎3◯10▲8△11 ◎△◯ B
◎3◯10▲11△8 ◎▲◯ ✗
◎3◯11▲8△10 ◎◯△ A
◎3◯11▲10△8 ◎◯▲ ✗
◯▲が10と11のパターンでハズレ
◯▲にどちらも人気薄は置くべきではない
<◎が8のパターン>だと全てハズレだが、それは考えてなかった
→つまり2番人気の8は◯か▲(◎におくほどでもないけど△まで下げるつもりはない馬)
<◎が10のパターン>も全てハズレだが、これもあまり考えてなかった
(10は3着にくればいいな、運が良ければ2着での考えだったので)
→つまり人気薄の10は◯か▲(上記理由から◎はありえないが、配当期待込みなので△にはならない)
<◎が11>
◎11◯3▲8△10 ◯◎△ C
◎11◯3▲10△8 ◯◎▲ ✗
◎11◯8▲3△10 ▲◎△ C
◎11◯8▲10△3 △◎▲ D
◎11◯10▲3△8 ▲◎◯ ✗
◎11◯10▲8△3 △◎◯ D
◯▲が3と10のパターンでハズレ
複勝率が高くなるはずの1番人気3は◯▲を打つべきではない
~~結論~~
◯▲が共存しないので、
◎は最も上位人気(ただしそれなりの指数も伴っている場合に限る)
◯は上位3頭の中では最も人気薄の馬を選択(もしくは人気不問で強い根拠のある馬)
▲は3頭の中で次点の人気馬(逆に考えると◯でカバーできるので不安要素のある馬でも可)
※◯と▲は2人気&3人気や人気薄&人気薄のように同じような近接する人気の馬を選ぶべきではない
△は手広く3頭までと考えれば良い感じにカバーできるのでは。