HAGE馬

競馬の予想をして自分があとから見直すのが目的

柏手重宝さん

ネット競馬のコラム上にて、独特の語り口でデータの”傾向”とはちょっと異なった視点からの予想を上げていた柏手重宝氏が急逝されたとの事。

 

パチスロに関してはかなり自信のある自分が、競馬に興味を持ち始めのが2013年から2014年頃か。その頃に読んだ本が、グラサン師匠の漫画「鉄板競馬」だった。パニックセブン読んでたからグラサン師匠の事は知ってたし、素人には漫画で分かりやすかったというのが大きいと思うけど。その漫画の後半に、氏が監修している「根多のだいたい歴」というページが綴じ込みであり、全重賞に関してイマジネーションという形でレースによっては一言二言、もしくはそれ以上の要点が書かれていた。

 

そして当時はこの予想、自分はあまり気に留めていなく、レース後に見てから「うわっ、今日も当たってるよ」という事を繰り返し、翌年以降も「去年はこのレース、どんな事が書かれていたのだろうか」と確認して「今年もこんな傾向だったかー」「今年は全然かすりもしなかったかーw」となんとなく参考にしていた。何気に比較的いい線いってる事が多く、そうなると新しいデータも参考にした「新・根多のイマジネーション」が読みたいなーと考えていたら2016年に発行された新しい「鉄板競馬」の本でも各ページの欄外に根多の一言が載っていて嬉しかったな。

ただ丁度この頃はデムルメ旋風がブームになっていた頃で、根多の精度もやや落ちていたのかもしれないwしかしながら、それに関してはネット競馬のコラムで常に新しい根多が読めるようになり、氏もとりあえずデムルメに関しても勿論注目しているような根多を頻繁にアップしていたようにも思える。

 

本音をいえば欄外だけじゃなくてもっとたくさんの量を、もしくは柏手重宝氏で一冊の本を読んでみたかったな。

 

謹んでご冥福をお祈りします。